『愛を囁いても あなたには似合わない。』と ビリー・ジョエルを口ずさむ 僕に笑って言う 慣れてないんだよ 最期は君の手を 握り締めて終わりたいな...
「天気予報はまた雨。」 その顔は何? 笑わない君をまだ ほっておくわけにはいかない 何も感じなくなった彼らのことは 忘れてよ 泣かないでよ 君の頬を流線形に伝う...
世界中のオレンジを 思いきりこぼしたような空 悲しそうで苦しそうな 鬼が遠くで笑ってた 誰にも求めずに 怖いものから逃げ出して 悲しいのを苦しいのを 隠す弱さに縋ってきたんだね...
I have the reason Leave me alone 君の名が 遠くなる 偽物の 歌だけを...
天井のシミを数えて 潰されそうな感覚が 曖昧に支配する Just fall down...
マリー どうして君は 光も届かない こんな瓦礫の街でただ 種を蒔くんだろう 痛みなんてもう忘れて そのほうが楽だからさ 付和雷同 三三七拍子 やっぱ無理だった...
残ったのは瓦礫の海と 傷跡だけ 右手が君の熱を 思い出してる 独りぼっちの僕と君に 錆び付いた声で 何を引き換えにしても 届けたいと思った...
和太鼓の音 林檎飴 花火の灯(ひ)に照らされた横顔 明日になれば 夢の跡 巻き戻せないと気づいてしまった日曜日...
那由多の刻が過ぎて 今は戻らない夢見た リプレイしてる 遠い過去 夜空に咲いた花火の...
光ひとつも届かない 冷たくなったこの部屋で 最期になった揺り籠を 揺らしましょう...