季節が過ぎてく ざわめく人ごみ ついてくだけでも 少し危ない日々 ふと見上げた空 見失いそうでも...
夢を見た 寒い冬の日だった こんなにも、澄んだ夜空の下で こんなにも、淀んだ僕の心をきっと...
想い耽る夜は 永遠に思えた どれだけ問いかけても答えは無い 静まる夜空には 幾つもの想いが...
そういや 変わりゆく季節の色を見てた 忘れかけていたな...
いつまでも 遠い過去でも 君がいて 僕がいて 道の果て 見えない不安も 小さな声 押し殺して...
今此処に居る事 気付けば流される様に 歩いて来たんだね...
躊躇(ためら)いながらも 僕は歩くのを止めて その先に見えた 自分の弱さだけ 手を繋いだ つもりだった ここで独り 逃げてたんだ...
虚ろな人達 歩き出す人達 一つずつ潰した 明日へと続く光 知っていますか? 貴方の傷の深さ 貴方が求めた幸せは 小さい事...
掴みかけた物が何か わからずに 今日が過ぎてく 取り残された気分 目の前に広く高く伸びる色は 眩しい程の 命を生み出す色...
いつからだろう 聴こえなくなったのは 手を差し伸べられたはずなのに とりあえずの返事をしていたから 間違いを直したはずだったのに...