シーサイドロマンス それってつまり君のいた夏 世界の持ってる美しさが ここに集まる ちっちゃい小石を 防波ブロックに投げるみたいに...
優しさに捨てられて 立ち尽くす午後 目に付く全てが くすんで見える いつからとも知れずに 落ちる雫に...
理想と現実の間で 悩んでてもダメさ 上手くいかないことなど 山ほどあるのだから 自分のことは分かってるだろ 自分でも...
遠ざかる背中 見つめているだけ 何も言えないままで...
空の色 不思議と 私に入り込む 泣き腫らす 瞳に 虹彩と染み込む 反射光 不確か 灯らない右腕...
ひとつのミスで失われてしまった未来 誰かのせいで全ては終わっていくんだ 中核は崩壊した...
生まれた風には 名前もないまま 深呼吸して駆けてく 地平線さえも 私達のもの...
孤独の車輪は 刻々 遅れもせず 時間通りに ...
街外れ 夜の森に 灯ひとつ ユラリ 揺れてる 幻覚に溜め息つき 空を仰いで...