常識と嘘の螺旋構造に 『本当』なんかは二の次になった 誰も誰かを傷つけたくない 当たり前でしょ？...
いつか 眠るように 消えて 夜は明ける 夢の終わり なんて 知りたくない...
季節の変わりを まだ気付いてないでいるから とぼけてみせるその顔が 赤くなっている 春風に急かされて 下る坂道は いつもより少しだけ 短く感じたんだ...
真っ黒な瞳で 何を見ていたの？ 写りこむ景色に 君を見つけた 今、鏡に映る顔と ただ見つめ合った 「全てが欲しい」 ワガママさえ愛しい...
君と見たあの景色が 今じゃもう霞んでる 思い出になるなら せめて今だけ 人間なんて 忘れる事の方が多いけど それでも 忘れられない事もあるから...
通じ合えるって たぶん簡単なことじゃない 伝えようとして 時に傷つけてしまう事もあるから それでも誰かを 愛したり 憎んだり 裏腹なこの気持ちを 何と呼べばいいのかな...
僕の前には どこかの国を 二分した様な 壁が建ってて 超えられなくて 虚しくなって ただ呆然と 立ち尽くしてた...