粉雪が街を染めて 街路樹に人が 色を灯す頃 僕は色を失った 別れを告げた君...
終の約束を 始まりは白い約束 綻びだした記憶の跡...
まだ分からない ちらつく雪の重さ 今はただ届かない...
白い雪舞い降る季節に あなたの影を探して 見慣れたマフラー見つける度に 違うとわかっているのに 吐息白く街灯に照らされては 淡く淡く想いだけ募るばかりで 巡り巡り巡らせて またこの季節がやってきた...
白い雪が 街を彩る 冷たいこの季節に 私は一人 灰色の街の 思い出を彷徨うの 雪はふわり 空を舞って 私を白く染める...
ただ二人を包み込む雪は白く Give me illumination かじかむ手を今すぐ握りしめてよ いつまでも・・・...
いつも歩いた街が白く染まった 出かけよう 大げさに遊びたいんだ 白く包み込むかけらの踊りを見るたび 悩み事はなくなっちゃった...
キラリ光る 白い雪が 少しずつ街を染めてゆく さあ、二人で奏でるメロディー 探しに出かけよう...
季節は巡り 冷たい粉雪が 僕を弱くさせる 君は もう僕の事なんて覚えていないかもしれない けれど 君がいないと 色を失う つまらない世界...
ふり始めた小さな冬の粒 溶けない様にそっと閉じ込めて 浮かないままの一年の最後 教えてくれた大きな奇跡...