形而上に生まれて 生きる価値さえなくなってしまえば 伝う温度に驚いていたら...
     
    
      
      
      忘れようとした 三度目の人生を 繰り返して戻るだけ 囲む歓声と番号の合図が...
     
    
      
      
      太陽が消えた星で 硝子の囲む部屋で 隣の君と話す...
     
    
      
      
      溢れないくらいに心を汲んで 見えないくらいになって 溢れないくらいに自分をつくっても...
     
    
      
      
      このまま この街が解けて 君が逝ったとして 僕は此処に居るだけだ...
     
    
      
      
      突然なんて嘘だらけ だから記憶をしまうんだ 水の空の視線と...
     
    
      
      
      「気にすることない」だなんて 語尾が少し丸い言葉が どうしようもなく癪なんだ...
     
    
      
      
      世界を見る度 ひとつ先の次元に昇華して 嫌いにならない...