この世界は奴に支配されている 右も左もノイズの彩 無数のキカイなコード異常全て...
背中を向けて君は歩き出した 回すプロペラも無いまま 蒸れる着ぐるみの中 子供のように叫んだ 行かないで 行かないで ねえ…...
もう怖くないよ 美しい闇に包まれているから こんなにも優しい夜に ひとり霞む私は 数多の残滓を横目に あなたの元へ急ぐの...
たどりついた場所は 他愛のない景色だった かきむしった胸は...
水鳥飛び去っていく 夕暮れ滑るように 金星グラデーションが 通りを染め上げてく 暗闇に消えてゆく妖精の話す声...
物語の終わり 君に嘘をつく日暮れ 意味を殺し君に背を向け 逃げた夜 色んな事考えるうちに塞いでた ただ単純なその答え 何故か見えなくなっていた...
気付かないふりは もう無理だよ 何もかもを盗られてゆく感覚 弱り切ったまま 負けられない 怒りさえも今なら受け入れられた...
私は誰よりも この街で一番よ 速くてやさしいの あなたには負けないわ このピザが届くまで もうすぐよ待ってて...
午後8時君との待ち合わせ場所 君はいるかな? 君に会うためにメイクもキメたし...
僕の中で誰かが叫んでいる 捻じ切れたゼンマイ仕掛けの僕は人形 ありふれた心臓の鼓動 誰だって肉の塊さ...