「もう僕は輝けないよ」 「君を照らすのは疲れたんだよ」 ひとつひとつ 光、落ちる 霞んだ空に響く 孤独の音...
「さあどうぞ こちらが冥土 ほら 舟にお乗りなさい 代金は頂きました どうぞお気になさらずに...
街中はアスファルトで染まる 一輪の花も咲けやしない 生き急ぐ彼らは無意識 見えない 見えない 見えない...
純白のカーテン 照明を反(かえ)す 月光はこの目に 映らない 深々沈む 心身の異常は 片隅に 僕を追いやる...
ぽつり 落ちてく 雨粒一つすくって 枯れた花瓶の花に...
死んでる物を踏みつける 僕らはその画を嘲笑う 生きてる者の為に今 どれだけ犠牲が生まれてる...
暗い暗い森のなか 私は一人ぼっちのグレーテル 甘い甘いおうちに誘うの、青い鳥 キラキラ綺麗な宝石...
僕は笑って 君は怒って 明日明後日 誰もいなくて キャンバス描いて センス剥き出しで なんでどうして 君は言うんだ「バイバイ」...
ぐるぐる回る 季節は巡る 僕と 君は 変わらないまま 手探りだけど 進んだ道が 今日も 明日も 続きますように...