目が覚めて外を見てた くじらが空泳いでいた いた 雪化粧を纏った空 色を忘れたようだ 無表情で佇む街は 少し寂しげ...
ひとりで繋いでた あの約束事 水たまり避けながら 足揃え歩いたね...
ずっと前から 想いも消える ほどの 檻が私を縛り 動かない部屋 明かりのない天井 光りが見えない 時間が止まって いるのか今は?...
コンパスが示す方 行き先は まだ分からない 人々が笑う声 西には日 響く涙腺 訪ねてた 聴こえてた 遠い声 今は忘れて...
白い 白い 海 波は 波は 刹那 光る 光る 空 雲を 雲を 紡ぐ...
この街は息を止めた 止めた この街は息を止めた 止めた 止めた...
目が覚めたら迷路の中で 見たことがない鍵が一つ 思い出せない記憶の欠片 拾い集めて繋ぎ合わす...
早起きした今日も始まる 昨日と同じ偽り纏い 僕は 届かない希望求めて歩く 迷いなんてなかった...
消し忘れたテレビの 電源を消そうとして 探したが見当たらない リモコンを無くした日の午後だ 昨日の雪がウソのよう 何故か感じる違和感 天気予報を求めて 行き着く先はリモコンがない...
怪物は見た 綺麗な空 一歩 歩く 後ろめたさが 息を殺し...