蒼く広がる夏の空 今日も明日も飛び出そうよ こぼれる雫拭きながら...
「もういいかい?」君を好きになって 「まだだよ」と目を逸らす 「もういいよ」隠れている君を...
夜の闇で黒く染まった僕は 一人ぼっちで雫零していった 倒れていく身体持ち上げて...
白い紙に刻んできた君と僕のらくがき帳が 最後の1ページを迎える ふわりゆらり風に揺れる...
小さなガラクタ掻き集めている僕は 大きな光を追いかけて 夢中になりすぎて大人になっていた...
靡(なび)く前髪 射さる日差しが 広がる世界へ 僕を導く 夏の匂いが 微かに香る 空への入り口 駆け抜けていく...
鎖された過去の路を 僕はまた踏みしめて未来を探す 過ぎ去った夏の後に永遠の切ない風が吹く 離れていく季節の後ろ姿を見つめていた...
煌き輝く碧の目 其処に何が写るの 名前も知らない世界に 何が残っているだろう 空は蒼く 雲は遠く流れている 風をきって 走り続け僕は見つけた...
この世界に現れた 荒くれ仮面のピエロ 怖くて泣き出す子供 避けられている存在だった Ah...見た目で判断されたくないよ...
君と僕が出会った時 掛けた言葉覚えてるよ 「ずっとずっと傍にいたい」と あの時は僕の為に寝る間を惜しんで...