冗談じゃないふざけないでよね (はいはい分かったまたそれね) 簡単じゃない?そのままの意味よ...
触れてみたい秘密と 壊してみたい夜の中で 間違いだらけの遊び...
噛り付いた果実の 舌に残る味煙に混ぜて消して 「甘いだけじゃ足りないの」...
あの日の景色にまた漕ぎ出せば 揺れ色重ね発つ日に浮かべた 夏の音に引かれて振り返る度...
言葉なんてさ、当てにならない なんとだってきっと言えるでしょ 邪魔しないで、もう喋らないで...
当たり前のことだけ出来れば良かった 楽だった 特別な誰かなんてなれなくて良い...
肌寒い季節の風香る落莫帯びた道 深い息纏い歩くしめやかに いつもと同じ景色が顔色を変えて佇む...
くしゃくしゃの頭の中で考えている 十四時過ぎに開いた目がぼやけてる 嗚呼またやって来た今日に舌打ちをして...
精々こんなもんだよって 捨てる様にそっと 吐き出す度に虚しくもなるけど...
待ちぼうけ 何度目かの電話に ごめんと それだけ君の声を 知らない 恋人たちに消されていった 笑い声 絶えられなくて涙ながす...