必ず手に入れてみせるわ 永久の愛を 闇と黄泉と呪縛の涙 映す黄昏 碑石の遺跡 出会えた奇跡 頼りない御主人様...
北口の四枚目の剥離の先、埋め尽くした 殺伐が肌に刺さる、黄昏時紅く染って 高圧電線くぐって死線彷徨う紅い町並み...
誰かに捧ぐ 葬送曲(レクイエム) 静かな旋律(メロディー) 聴いているのは誰なの? 私?それとも僕?...
あの日からどれくらいたっただろう 君の隣にいられなくなった日 あの日からどれくらいたっただろう...
悲しみは何色? つたう涙に問う 喜びは何色? 夜明けを知りたくて 泥の中ほころぶ 花は鮮やかに...
ハアー ただいま 帰ったよ ぼぼんがボン 盂蘭盆盆会 一年ぶりだねこの都...
微かに漏れるため息 遍(あまね)く赤焼けの空 ひとりぼっちの帰り道 淋しさを紛らわすの...
瓦礫の街は黄昏で燃える 残骸見下ろして 人の作りしまやかしは消えて...
夕暮れの並木道 ひぐらしの声が響いたら 森に明かり 灯して...
暁月ともに登るは月の一残滓。 黄昏から進む悪夢は朝夷 匕首繋ぎ止めるは脆い鉄一縷...