僕らが目指した楽園は 灰色の煙と粉が燻る町で 濁った雨の香りが立ち込めてた...
赤いべべ着たかわいい金魚 夕べによく似た夢を見た 鉢の中でくるくるもがいて お空を夢見て死んでった 泡 泡 泡しか吐けずに 何かを言いたげにしてた 歪な弧を描いても 伝わる言葉がない...
※イタリック部分は動画内に表示される字幕です。歌ってはいません。 立ち尽くしたまま見てた 決して振り向かぬ背中 こんなに近くにいるの...
つないだ手を離せないまま 背伸びしては強がっていた 格子窓の冷たい金属 ほほを寄せては涙していた...
遠く長く続く道 何処へ行くの？ 答えはなく 逃げるように走り出した...
青い瞳 金色の髪 私の愛した優しいあの子 強く強く抱きしめて...
どこまでも平和な世界 ある日彼は魔王となる 無常の鐘友の裏切り...
いつでも見ている 貴方の横顔 キレイな瞳に 私は映らず...
私とダンスを踊るなら ギュッとしまったバチマグロ 特製の醤油につけて ヅケ丼にして差し出して...
機械仕掛けの時計塔 天使は一人時を告げる 壊れかけた歌声 時計の針を止めていた 誰一人いない町で 枯れない花が咲き乱れて 花の娘は愉快そうに 強かな笑みを浮かべ...