旅立ちの日は遥か遠く 記憶の向こうで 微笑んだ面影だけ 胸を熱くする 幼かったあの日交わした 君との指切り 「いつかまた 此処で会えたら 君を守りたい」...
降り積む 風花を 肩を並べ 眺めてる 手を伸ばせば 届く距離を もどかしく思う...
風に舞い散る花びらを一つ拾って あなたの面影探します 月に照らして 遠い昔の恋の詩思い出します...
ゆらり光るグラスの水面（みなも）に 吐息ひとつ浮かべて ほろ酔う恋心 独り過ごす夜はもう...
うけとめるよりも つきはなす方が 強くなれるなら にくまれてもいい ひとはやさしくて 哀しいいのちで いちどきりの路（みち）を歩む...
瑠璃色の昊に花散らせ この頬に融けてゆく 王響に落つる ひとしずく 音もなく消え逝く 霞ゆく昊に白い花 貴方にも見えますか？...
通り過ぎる春の風 花びらが空に舞い 優しさが包むよう...
踊り降る風花を 迎えたその両手は ひどく冷え震えてる 君は微笑む 踊り降る風花を 迎えたその両手は...
白い指から おちる雪は さらさらさらり 流れてく 惹かれ焦がれし 野辺の緑 うつくし夢と つきなく...
自分勝手だね 強情で弱虫で ひどいよね 嘘だよ 全部反対だったよ 退屈だから いやな人に優しくしてみよう...