閉じ込められてた言葉が 胸の中 どしゃぶりの雨を降らせる夜 魔法が解けてしまうならこの痛み 抱きしめて夜を明かしたい...
うぐいす色の風が吹く場所で 君と語った あれは初夏の午後 こぼれてく...
目が覚める度に 思い出すことがある 柔らかなまどろみに 身を預けても 帰る場所のないこの想いは 揺れまどう 風は四季を運びながら 幾重に色を変えるのだろう...
今夜から始まる 灯り灯して まぶたに残る重みは 霞の蓋 崩れたゲージ 濡れた髪 遠く照らす 岬の灯...
君と出会ってから 一体 どれくらいの時が経ったのだろう 君と出会ってから たくさんの君を知って でも どんなに君と一緒に歩こうとも...
やがて吹き抜けた風は色を奪い 影に誘われた空は瞼閉じる あなた想い焦がす胸は...
今風が吹いてる ここに さあ 走り出そう 動き始める時 未来...
暗闇の海に 映る かけてる月 記憶の砂が 時を刻む 遠く向こう 離れた朝 見えなくて...
ひらひらと舞う白い雪 名残惜しそうに 曲線を描き 足元に...
いつか僕らは胸の痛み 愛に変えて行けるかな さぁ涙を拭いて 歩き始めよう...