いつも通りの 鞄に詰めた 憧れの 仲間たち やっとみつけた 私たちだけの...
隔離 音は鳴り止み 沈む 冷たい願い 外れかけた自身眺めて 怒り 恨み 募らせた...
11回目の宇宙で 確かに僕は此処にいた 11回目は一つしか星は生まれなかったって 11回目の宇宙で 確かに僕は此処にいた 2回目と11回目は生命は生まれなかったって...
淡い輝きを生み出す 光がないトコ探して 温もりを繋ぎ...
エデンの園 ふたりぼっち 誰も邪魔なんて出来ない 夏の日差し クジラ雲で君は微笑んだ 夢ならば覚めちゃうから...
眠らない気管支を塞ぐのに飽きてきて 抱え込む毛布に温もりを 眠れない瞼に映るのは星屑と 消えかけのぼやけたモノクロ回路...
2枚目の 嗚呼 2枚目の 2枚目の ルルルル… 嗚呼 2枚目の 嗚呼 2枚目の 2枚目の扉さ…...
虚ろな目をした猫が通る 物乞いは汚れた手を上げて この街は今日も変わらない...
ゆらゆらゆれゆく 潮騒の静かなる波間を縫って ふわふわ漂う 細粒の琥珀色を摂る 幽冥の透目の藍へ...
哀悼の網膜に まだ焼きついている光は 静かに傷口を 抉るナイフのようで 曖昧な刃先の 酷く品がない言葉に、 いつだって僕はそいつに怯えてきたんだ...