閉じた世界の果てに 朝が訪れたとき 響く音は儚く 夢は遥かに遠く 壊れたものが幾つ在るか 誰が数えたとして 湖水に咲く花は何を想う事もない...
静かに 耳を澄まして 想い出そう 時の音を 見上げた 夜に瞬く星 語り合おう 時の下で...
幽明で永劫のような時に遺された 光陰の滾々たる宙の隙に遺された 光明を待望し かの足跡に和えられた...
何にも残らない一日が終わり カラスと一緒にうちへ帰る 風で電線が揺れているよ...
途（みち）に迷い 時に躊躇い 動けずいたけど 僕の背中を 押してくれたね...
涙の色は変わる 千光花火に照らされて 花火の色は変わる...
とくとく流れているのは あなたに縋りついた血だ 涙の代わりに込み上げて 燃えさかる幻影の炎だろう 辛いのはもっと 息ができないとか そんな事だって思って...
雨空の暗いネオンサイン真下 血色星それぞれ名札投げて 光騙し その首刺してくれ...
三日月の光は ボクを照らしあわせ影作る 周りのお星さま...
なんにもない 今日がまた 膝を抱えて 終わってゆく 言い訳を 探すこと 誰にも聞かず 自分で身につけた...