夢を数えて 待つ夜に飽いだら 銀紙剥がして 素顔を見せて 退屈吹き飛ばす 魔法を一粒 お願い 舌の上で 甘く解ける...
夢見てるような 不思議な感覚 あたりは銀色 未来色 足を踏み出して 少し飛ぶだけで...
教室の隅の方で 聞き耳を立てる幽霊 気取られぬようにただ、ただ 息を殺して過ごしていました 大昔の大予言によれば 今月で人類は滅びるらしい 夕飯の時見た 胡散臭いテレビの中で誰かが言ってた話...
昨日見た夢に現実はもう追いついていて さっきまでの「ありえない」が「当たり前」なってく あの頃夢にも思わなかったような...
人類があなたを訪ねて もう何十年も経ちましたが 近頃の人類はあなたになんて...
硬い様で ふわふわ だったり 柔い様で ゆらゆら だったり 悪い子が 舌で 触ったり...
本音を一錠飲み込んで コップ一杯の水で流し込んだ朝 昼になっても喉につかえて...
部屋の壁に吊るされた 数字ばかりが並ぶカレンダー ただ一つ、朱色の丸印は...
何気ない会話 何気ない仕草 何気ない笑顔の作り方を 知らず分からずに育ってしまった 教えてよ「普通」の作り方を...
憂鬱を乗せて揺れる電車の中 乗客はまばら いつもと逆側のホームから 乗り込んで何処に向かうの？...