無性にやるせない日は ヘッドフォンで両の耳を塞いで ボタン一つで何度も 何度でも痛みを忘れてしまえる...
太陽系の片隅で 退屈なDay By Day 3番目 着かず離れずの距離保ってぐるぐると旋回中 だんだん空が高くなって 光も遠ざかって...
ああ やることもないから 窓の外なんか眺めてたら おあつらえ向きに現れた 綿菓子みたいな雲に誘われ...
物騒なイメージが 頭の隅に降って湧いてきた 薄汚れた犬だけが 「アイツが来るぞ」と吼えている...
足伸ばすあの街この街 ゴミ箱漁る猫の街 目的も無い一人旅 尻尾の長いあの子も友達...
足の踏み場も無い僕のアジト ガラクタの山に埋もれ眠る 明日の予定も定まらないのに 今日も遊びに興じている 余裕がなければできやしないのに 余裕がないほど求めてしまう...
オフィス街から逃避行 「どこか遠くへ連れて行って」 なんて ご都合主義の妄想は 書類の山の向こうへ霞んだ...
田んぼに水が張ったのは つい昨日の出来事だったのに いつの間にやらセミが鳴き出して...
さあさ始まります お待ちかねのショータイム とびきり深い所まで ご招待...
車は 空飛び 天気予報は 百発百中 ここは未来 本当の未来...