森深く彷徨い御伽を信じ歩く 『もう一度、その声を聞かせて』 この世の果てで Rishia Senta,Illiv Niadde....
一行詩みたいだね この季節の色は…… 何もかも全てが過ぎ去ったけれど 暑さに応えて記憶は目覚める...
夜になると集いだす 人里離れた愛の森 今宵も素敵な月明かり...
教室の隅のあの子が消えた 写真の顔に焼け穴が増えていた 当たり前の単純な日々に巣食う絶望から...
差し込む光が旅の始まりを告げたら 求める僕らは立ち上がり歩いた 瞼を開けばそこに大空は広がる...
もう朝だ 晴れた昨日は 砕けた 星の欠片 拾い集め繋いだら...
明日もまたここで待ってるから 今度はあの坂越えてみよう カラスが鳴くからもう帰ろうか...
少年は出会った 踏み切りの向こう側 杖をついて歩く同い年くらいの少女 一目惚れだった 十六歳の秋...
振り返れば忘れていた 足跡が続くように 人の記憶なんてものは...
青から滲んだ光る少年は 不規則に並ぶ星よりも自由で 微笑むように光を散らす 世界の色だって知らない少女の...