「兩義性ヲ宿ス壹ツノ事象／凡ソ參佰瓦ノ愛? 渦卷キ疼イタ眼差・對象／不慥カナシアハセ」 四の五の云はずに其の對處を。...
倖せは何時も仄暗くて 気付いた頃にはもう 跡形も無いよ...
貴方のまなざしが純粋無垢な私の手を 赭黒く染めつゝ追い討つでしょう 貴方の言葉が無邪気な私の術に絡まり空廻すのでしょう...
澱む現が陰を喚んで 傾葵を枯らされ歎いた 出逢つた罰か？...
(**で囲んだ部分は連母音融合 [ai]→[e?])((「ない」の場合は発音がnaiからne:に変化する)) 明日知ら*ない*憂き世 然れど爲止さ*ない* 繰り返し戲れて番狂はせ...
周りは確かに変わり果てた 夜の目も寝ずに歩き続ける 戻らないと 還らないと 捨て置いたもの...
腐り果てた情を育てては 意味の無い唄で紡ぐ 居ないも一緒の僕だから 今宵も一疋だ...
夜氣を彷徨ふ 鈍色の風が?桙? 夙に想つてゐるのだから 愁いが有る 詮無しや...
見放された僕は今日も唯 ふら?? 彷徨いている 混濁化した風に靡いては...
(注)歌詞が分かれる箇所は左をビンコンパート、右をヤイパートとしています 失くしてから気付いたよ 追い討ちの温もり...