曲紹介
俺は俺を絕やさない
「”恥を闕いた”或る男の半生を御悠然と」
曲名:『業曝し』(ごうさらし)
歌詞
(概要欄より転載)
(**で囲んだ部分は連母音融合 [ai]→[eː])
明日知ら*ない*憂き世
然れど爲止さ*ない*
繰り返し戲れて番狂はせ
忽ち喧がまし
明日知ら*ない*我が身
然れど爲止さ*ない*
だぶついて離れ*ない*情狂はせ
醉ひ癡れ躍らうか
寄る邊無く嘘に成り
愚かしく今が遺るだけ
世閒樣は笑ふけど
暗ませば意味が無い
業曝しよ
塞ぎやし*ない*よ、廢りや仕*舞ひ*よ
要ら*ない*過去を棄て生きてゐる
洒落*臭い*奴、物*臭い*奴だけど
俺は俺を絕やさ*ない*
絕やさせ*ない*
明日知ら*ない*憂き世
然れば爲止さ*ない*
駄法螺にやまう懲り〴〵よ
正體著さずは何か爲む?
嗚呼!明日知ら*ない*我が身
然れば爲止さ*ない*
高鳴が止め處*無い*
不埓成れど躍る夏の夜
積み上げた哀しさや虛しさが
今として有れど
愚かしく遺るなら
惜しまずに放つが好い
業を曝せよ
塞ぎやし*ない*よ、廢りや仕*舞ひ*よ
馬鹿げた世を只生きてゐる
己殺め損する程ならば
今日、今に嘲やう
俺を見て吳れ…
祈りが闕けて瘦せる月の
柔く脆く耀る眼差
さうさ、いのちは刹那
鮮やかだのに灰に逓はつて逝く
幾ら歎いても幾ら悔やんでも
孤獨だけが底拔けてゐる
拙いゝのちを戲び盡くす迄は
未だ〳〵終はれ*ない*
塞ぎやし*ない*よ、廢りや仕*舞ひ*よ
要ら*ない*過去を棄て生きてゐる
愛が無くても何にも成れずとも
俺は俺を絕やさ*ない*
馬鹿げた世を謳歌しやう
業を曝せよ!
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最終更新:2023年12月12日 21:25