たった一瞬の合図が天命を塗り替えた カンカンカンと響いたアイツの足音 形勢は不確定 まして曇天は不安定...
神々の裁き 雷鳴に震えた空 君のことは守りぬきたい 背中の十二の羽が闇に染まるまで 僕は世界に挑み続けよう...
眠らぬ森に 蔓延る刺客は 奈落に潜んでは 月明かり転がした 腐乱デモンストレーション 行き場探せど 鎖を引き摺り 宛ても無い夜がまた...
夏空の向こうから 舞い落ちて来る粉雪 地面と雲の間のどこか 違う季節の時間軸 見慣れない向日葵 何故か吹かない北風 揺れる 陽炎 蜃気楼 半年後の空を映して...
赤き衣を纏う太陽が 空を飲み込んで 草木は枯れ 命は乾き、死に絶えていく 雨神よ どうか、慈悲の雨をお恵みください 祈る巫女は その身を捧げ贄となった...
啞、蕭々たるアウィケンナ 形而上浪浪とワンドリング 雷鳴煌々たるセクエンツァ...
蒼き月 全てを包み 安寧を齎（もたら）す 紅き月 全てを覆い 混迷を齎す 双つの月沈み 陽が昂る 光射す下（もと）には 遮蔽多く...
君と僕 二人で漕ぎだしてさ 広がる海原 突き進んでさ 秘宝求めて出港！ 二人でいれば たどり着けるさ...
もう 流れない涙を 見透かすように 不意に背を向けた 首筋に雨が伝う...
閉じた世界の中 紡ぐ音なき歌 ただ一つさえ知らぬ 果て無き空を見る 響く雷鳴と共に 伝う黎明 繋がれた冷たき鎖 解き放つのは...