鮮やかに鮮やかに 季節を色付けた 降り積もる粉雪と 白銀のパノラマ 巡り行く巡り行く 景色を眺めてた まだ届かない...
途切れ途切れの吐息が 震えて落ちる 力無くした視線...
[1A-1] 白(い)世界へと 息づく 欠片たち 舞い上がって 落ちてく 渦巻くように...
いつもそばにいる君を 当たり前だと思ってた 白い白い君にはもう 温もりは帰らない 降り積もる雪は いつかの君の涙のようで...
鳥はその空が消えるのを恐れ やがては羽ばたくことをしなくなって 雪はその声を奪われることに...
崩れかけた言葉を 指でなぞるような 子供のままではないけど 知らない明日を 今日に怯えてた 冷たい背中を 感じて...
冬の空から降り続く雪は 私の想いと共に積もるよ 君と私の微妙な距離感...
この月の 照らす下 逢いたい… 悠久の風吹き荒び 大地を雪が舞い踊る...
花の雪が散りて 積もるは溶けぬ想い 狂い咲く木々の下 独り 空を仰ぐ 枝先を離れ はらり舞いおちる...
風に舞い散る花びらを一つ拾って あなたの面影探します 月に照らして 遠い昔の恋の詩思い出します...