白い指から おちる雪は さらさらさらり 流れてく 惹かれ焦がれし 野辺の緑 うつくし夢と つきなく...
さぁ乱れ咲いて 淫らな部屋(せかい)で 捧げましょう 亡國も肉慾も 貴女が震え哭くたび 心蝕むdogma...
吐き出された言葉で目が覚めた いつかはきっと手が届く 白い部屋の彼方に置いてきた 下らない夢なら引き裂いていいよ...
『一番、通信手、武部沙織!』 無限軌道でボカージュ越えて まだ見ぬあの人 会いにいこ わたしの高ぶり徹甲弾 あなたのハートをつきくだく 装甲が薄くたって 主砲がしょぼくたって それはそれ...
飛んでけと下駄飛ばし 百里先の貴方へと 届いた夢花火 ドンと光る 結んで 開けない...
儚い季節 肌寒い風 極夜の国 ニゲラの花 枯葉揺れて 影はゆらり 溶けない灯り 月時雨...
白夜を指して咲いた花 今では枯れ朽ちて 冬は帰り道を知らず...
ためいき 雨上がり 優しい風に溶けてく いつでも胸のページをめくれば 飛び出す夢があるから...
I wanna 岩魚跳ね お嬢さん ときめき百々目鬼 柳の木 子連れも徒然と遊山 頬撫で芒も手拍子...
愛してもいいでしょうか 愛されてもいいでしょうか 時が経てば消え去ってゆく...