あなたと二人並んで歩く枯葉のまう帰り道 たわいもない話をしてるだけなのに頬が熱くなる 「じゃあまたね」手を振る後姿 夕闇に溶けそうなあなたの影が愛しいの...
フランクフルトの串だけが あなたに恨みを 返します フランクフルトの串 投げて あなたに恨みを 返します...
しとしとと 雨の音 ふわふわと ため息を しくしくと 泣く君を...
「御機嫌いかが？」誰かの声がして 消し忘れのモニター 眩しいよ 理由も無く 目を瞑るのに飽きて 僕らは電磁波に 蝕まれていく...
星空が煌めく夜の帰り道 ふとした言葉で涙は誘われ 諦めた帰結 何も出来なくて...
傘を刺す、何処に？ あの低い雲に 開けた穴はちょうど...
追いかけて 遠く･･･ 口付けを交わそう 追いかけて 遠く･･･ 密（みつ）遊び 始めよう...
遠い現実が壊れて消えて 明瞭になったけど 雨もやまないしカーテン閉めきって 耳を澄ました 照らし出すあかりはすこし眩し過ぎて 雑音に紛れた正体を見失いそうだった...
何度目の季節 思い出しても分からなくて 月が欠ける 世界中 共謀した時は 騙されてしまう 昨日 前に放った弾が 私の今日を打ち抜いた あのカゲロウ 土に堕ちた 嘘つくのは誰？...
傷一つない心が 何処にあるのだろうか 首元を通り過ぎる風に尋ねられた まっとうな答えなんて 持ち合わせてはいない 一人一つの命 生き生きと生きるだけ...