『一.人形の顔』 私の遠い親戚の 家にあった古い茶箪笥に...
四角い部屋の中で四角い空を眺めるの 雨を待っているのよ 甘い雨がいいな 今日の雨はどんな味がするのかな...
降りしきる雨の下で、今も何処かを見つめてる。 「止まない雨は無い」なら、疾うに枯れ切っているはずなのだ。 時間が経てば経つ程、胸の穴が広がるように。...
いつも通りの土手を茜色の空が覆うと 儚げに照らされた私はため息を一つ 記憶の隅に眠るぬくもり 振り向けばあなたがいた日々戻らぬ日々...
眠りの先であなたに 優しさの雨が降る 声は聞こえず...
Sunday night… 小雨なら傘も差さないのに Sunday night…...
(書き起こし) 目が覚めて景色を疑った そこにはもう「死んだ」僕がいた...
うらめしや うらめしや 雨が降る 時は時雨 丑三つを待って...
暗い部屋で迎えた朝に 寝ぼけながら 体を起こした 一人だけの布団を片付ける 掛け時計の片方の針は止まっているまま...
空から降る雨が もしもキャンディなら ボクのキモチはちょっと晴れるのに 現実は土砂降り 傘はないから...