あの日私たちは笑ってばかりで オトナになることが夢みたいだった いつもいつのときでも 話したいのは理由がある...
夢に出てくる青い惑星を掌(たなごころ)に浮かべてる ため息に曇ってく空 目を覚ます頃 赤く染まる風が吹いてる 故郷の星 いつか離ればなれの 二つの月が描(か)いた...
今日も元気に 起きだして 窓を開けたら 深呼吸 お日様に 「おはよー」...
太陽 背に受けて 雨上がりの空を見上げたら 大きな虹が空高くそびえてる...
色褪せた青空の下 日が暮れる少し前 淡い色で揺れる影...
なんにも覚えちゃいない 同じような毎日を ひたすら食い潰ぶす プライドや拘りさえ...
書物のページの間に 生きた男がいた 汚れた長い外套に 背負うギターケース 何かを探しているのか 誰かを訪ねて行くのか...
泣き虫帰り道 何も無いトコでコケた こんな筈じゃないのに どうして 君に見られてしまったの...
朽ち果てた瓦礫の山に隠した 壊れかけたハーモニア 雨上がり虹かかる日の小さな手 埋もれた僕を起こした...
私の周りにある風景は ちょっと早過ぎます 二時間と少し箱に揺られ...