夢の話 煙に巻いて 呆れたまま 笑ってみた いいことだけ 並べたって きっとそれは 上辺だけで...
誰かが居ました 確かに見ました 会えなくて 泣いたって 誰のせい まあいいかって あれから何時しか 誰かに似ました...
乾いた土の上を 歩く音がしゃりしゃり鳴いて 降り積もる雪が高さを増し 暗い白になってゆくのを...
酸素が足りないんだ どうにもならないんだ 愛想が足らないって どこにもありはしないんだ...
生きてることに意味なんてない 気づいたのはいつだ たとえば明日僕が死んだら 君は何を考えるの?...
忘れたいことだけ 夢に見るだなんて ただひとつ残った 繋がりを求めている...
期待を少しと 忘れるふりして 消えない思いと ざらつく風が撫でる 居ないと少しも 楽しくないけど 思っていたように 少しはなれたかな...
伸びる赤い影を 転がる針と糸 どこからか溢れて 落ちるのは幻で 鈍色のガラスと 階段を登って 夢中で手を伸ばし どこかに突き落とした...
今 君の声が聞こえたみたい 最後に一言 お別れだけ もう終わりにしよう 何もかも捨てて 暗闇の中を 彷徨うだけで...
街は賑やか 魔法の言葉 そんなの全然興味はないけど 子供のころは 楽しみなことでも いつの間にか全て夢へと消えた...