「『正しい』と教えられた事 守るのが『当然』でしょ?」 「『面倒』だと切り捨てて行こう...
告白するって思ったら 既に行動は終わってるよ キミの想いが言葉じゃなく 心で理解できたから! 「待ち合わせは駅の前の ライオン像の前でね!」...
あなたはきっと忘れてしまうよね だから文字に託すのだと思う 今までここで あった全てのこと 悲しくないように楽しいように...
囁きかけた言葉は 弾けた途端に宙に消え 瞳に焼き付いた景色 ざらつく音に目が眩むだけで...
一粒こぼれた 星の欠片のよう 涙につられて 落ちゆく人はだれ? 瞳の奥には 見えない人の影 粉々にされて 風に運ばれてく...
誰にだって同じ顔して ふさいだって笑いかけて 僕にだってわかんないけど 最近になって思いだすよ...
灰色の ひとり雲 茜色 夕暮れも 影の街 囁きは 何もなく 覆い隠す...
オルゴールを鳴らす 灰色の子どもたち 指でかき回せば 氷になって溶けた夢...
響く静寂の音(ね) 濁った世界に滲む悔(かい) 紡ぐ形なき想い 誰に知られ忌まれる事もなく...
白の吐息と震えた指先 かすかに見えた夢のない幻想 要らないものは何一つないと なぜか聞こえた終わりのない問いかけ...