自由がないんだよって嘆く君が 縛りつけられた鎖をほどく鍵は 自分の手のひらの中にあるって ほんとは分かってるんでしょ？...
悲しみも 痛みも いずれは時の流れに消えてしまう 無責任な僕の言葉に 君は無理をして微笑んでくれた...
壊れたラヂオみたいに君は 虚ろにうわ言を繰り返す 外れた螺旋（ねじ）は戻らない...
色褪せた 写真の中でだけ君は 年齢を重ねることも無く 微笑み続ける...
ヘッドフォンから脳を揺さぶるダンスビート 止まった時は躍動を始め 夜を広げ塗り替えていく サイケデリックな覚醒に悟りも薬も必要無い サード・サマー・オブ・ラブなんて望んじゃいないのさ...
このトンネルを抜ければ 君の住む街が見える ママには内緒で来たけど まだバレてはいないかしら 悪い子ね 君は困った顔して 私を叱るでしょう...
赤い糸は 音もたてず切れた どこで解れてしまったのかも 分からないまま...
0と1を重ねあわせ 正しさは語れるの？ 現実を虚構に 置き換えてしまうの？...
夜が来るたび 響く君の唄声に 空気が震え 森の木々が騒ぎだす...
明日になれば全部 忘れていればいいのに 涙で濡れた 瞳をそっと閉じて、君を思っている 二人掛けのソファーの 隣には誰もいない 心のなかの 温もりを抱きしめて眠る...