1月3日 今日は雨 苦しみ抜いた逢瀬 扉を閉めて暗闇でおやすみなさい 裏切り 破壊 強毒性 ゆっくりと溜まる絶望に 手を差し伸べた人間を 貶し嫉んだ...
窓の外 映る ぼくの心模様 見渡せど いつも 曇り空 ホコリをかぶった お気に入りのギターも 思い出とともに 部屋の隅で...
押したの?押せたの? 痛いの?痛いか 貪欲 淫行 酒やけ 醜態 欠落 落ちぶれ 孤独をひた走る...
部屋に滑り込む 光 飴色の午後 床に転がったままの 壊れた時計 いつか泳ぎたい 空が見つからなくて ずっと翼を 畳んだままで眠る...
振り向いてよ 離さないで もっと抱き寄せて欲しい 薄暗いこの部屋で 煙と共に消える 頷いてよ 声も出さず 瞳をそらさないで 助けてよ 空っぽの 私だけ残して misty...
迷い子のように 曲が舞い込む 僕を見つけて 微笑み 手を取る 誘われるまま あの日の部屋へ 君が振り向く あの日の姿で...
広い世界の中 僕だけが歌い奏でるメロディ 何時か君に届く日は来るのか 狭い部屋の中 僕から奏でて広がるハーモニー...
四隅の囲まれた部屋から出られない 暗すぎて 寝ても覚めても見上げてる天井は...
糸を手繰り寄せ錆びた針(の穴)に通す。 擦れる音が 耳に障ります。 思い出の詰まった草臥‐くたび‐れた布と 額縁‐がくぶち‐の中(で)二人きり 痩せこけた顔。...