繰り返し描く空想 雑音(ノイズ)混じりの古びた情景(キャンパス)を 眺めてはただ崩れ行くのを 今日もまた見ていた...
眩しさで一弾指 意味ない嘆息 今日を考える 無意に繋がる日々残る足跡に涙目を向けて 虚しさを筆頭に面を合わす 僕の光と...
過ぎ去った日々 無に成り果てた月の明かりが日を飲み込み 人に知れず孤独に彷徨って...
思い知らされる ひとりきりであること 冷たい風 この胸をすり抜けてゆく 季節は過ぎゆく 君と過ごした日々の...
取って付けたようでさ 嫌いな賞賛の声 もっともっと私に 本音晒してみせてよ...
或る夏、影を伸ばすような夕暮れ カラスが鳥居の上で聞いた噂 耳打つ子供の声 夏祭り、揺ラリ。...
ああ 滲む夜空を 濡らす粉雪は 微かな 痛みを残して 消えてしまったの かじかんだ 指先を温め 君の手を ぎゅっと握りしめた...
嵐の過ぎ去ったような 冴え冴えとした感覚 胸をかき鳴らす舞い戻る便りが滲んで見えた 螺旋階段に零れる靴音 雨を呼び戻す...
過ぎ去った遠い夏の夜は 心にふわりと輝いて 僕らの行く道を照らしてる...