きっと僕は死んでしまったんだ 食べるものにはまるで味がないみたいだ きっと僕は死んでしまったんだ 母親の愛をまるで感じないんだ 流れる雲を眺め思い出す 季節に置いてきぼりな僕の心 からっぽな胸を張れる訳もなく 耽るのは妄想ばかりだ...
過ぎ去った夏の日 夜の隅 見上げた まるで永遠のような そんな一瞬でひと夏が過ぎ去ってしまった...
動けない日々 風だけ過ぎていく 午後二時 今 空は曇る 「これから帰るところ」と 隣の電話が喋る 雲行き怪しく揺れる 傘など持たずに歩いた...
過ぎ去った日々を 愛しく思い始めてる サンタクロースは もうボクの元に来ない 幼い頃にもらったものは...
桜色の時間(とき)が また過ぎていく 永遠の宝物 出会えた喜びも 別れる事の辛さも...
離れ行く街並み一人眺めて まためぐり逢える時を信じて 何気なく見上げた空は曇っている 溜息混じりに呟く 灰色のこの喧騒に紛れ込んで 知らない場所へと消えたい このまま私はただ独りで生きてくのでしょう...
過ぎ去っていく時の中で 僕は何を手にするだろう 積み重なる記憶の欠片 どうか消えないで 広い世界の中で 君に逢えたこと...
君と初めて出会ってからもう何度目の朝が来ただろう 名前も何もわからないまま いつの間にか片思い 窓越しに見かける笑顔がとても素敵だけれど 思いが叶わないことはどこかで感じてた...
過ぎ去った夏の淡い汐瀬に 消えるその性乱す声は 微笑んだ君の顔に重なる 赤い花束『もう夏だよ』...
キミがいた 八月の熱い夜 輝いた 季節は終わりをむかえ さよならを 告げてからいくつもの...