それはある夜のこと 並んで歩く帰り道 耳へ飛び込む葉形の漂白剤が...
つまさきにまだ伸びた影をぶらさげて 雨の後の濡れた髪を暮れない赤で満たしてる ...
あなたは何をしに来たの? それとも森で迷ったの? ねえ、あなたも何をしに来たの?...
冬ごもり。 コタツがベッドになって、 豆苗は伸び悩んだ。 夜空は窓から見るものだよって。...
朽ちたる廃城に住み着いた吸血鬼の真祖 13の名と不老不死を持つ黄金の髪の少女 「外は危ないですから街へ降りてはいけません」...
アー 人間しんどいね。 画面ばかりをチェックして 本心は隠していて...
忘れられぬものだけが 美しくはないのでしょう 忘れることばかりが 美しくはないでしょう 悲しいことばかりが 人生ではないのでしょう...
空に弾けた打ち上げ花火 君と見ていたあの夏の日 約束した「今日」のこと...
そうして誰か困らせていたんだろう 「遊んだつもり」そんな理由なんだろう 鏡の中を巡る巡る 見つけたウサギそれを今......
青:作者、赤:歌愛ユキ、黒:両方 錆びた空に 鉛の雲 羊たちが 怯えて嘆く 窓ガラスに 張り付いてる...