指先が触れた空気はまた炸け 甘い香りが私をなぞっている 無意識が描いた (i took off my E,R)...
「一人の私を知らないでしょ」 つぶやく声 さみしく響く あなたがいない時の部屋は...
あたしの今を繋いでる絵を今日も足して あなたとの思い出は置いてくけど ほんとはずっとその決断を悔やんでること...
このまま 気付かないの? それだって構わないと誓ったのに その声 匂いが 近づいてくると 駆けだしている...
夕焼け色 落ち葉をかき分けた 音に埋もれ 隠した 涙の跡 ...
走り出せば なびく髪 澄んだ空を 呼んでくる 行き先なら もう決めた 握るたづな 熱くなる...
見つけたいから 走り出してく その声が地図になる 抱きしめないで 今だけ 離れていく その背を焼きつける...
響いて この世界に 同じ想いの鼓動 二人は描いてゆける 温かな陽射し 笑顔咲かせたら 足音 重ねながら進もう...
「はじまり」 それは曖昧 きれいに並べたいけれど ほんとうに伝えたい言葉だけ 絡みほつれて言えない...