苦しくて 悲しくて 悔しくて やめたくて それすらも 許されず なにもかも 失うだけで 辛過ぎて 憎過ぎて 虚しくて 消したくて...
声を枯らして叫んだ だが 聞こえないヤマビコの歌 君にすがってたと知る 春...
変わる世界 変わらない記憶 置き去りの心 霞む 見上げる空 広く ただ白く...
眠る暗闇の中 照らすかすかな光 掴めない この声を 届けてよ 手を伸ばしても 遠い...
瞬くように落ちてゆく 命の砂時計 儚くも美しい...
本当に大好きな人が 見えた時 僕は僕になれた気がしたんだ...
真夜中の詩が叫んだ「僕ほんとうは あの日からずっと…」 赤く透き通る夕暮れの後 星達は空に座り それぞれの音を奏でていた 素直になれと言われなくても 涙はもう 僕の想いを連れて足元で小さな海になった 空は動かない 陽が昇り降りるだけ...
そっと 瞳（め）を閉じて 波の音聞いて 気がつけば キミのことばかり ずっと 考えてた 一人 潮風に つぶやいた心...
見上げる夜へ伸ばす この手何もつかめず ただ目を閉ざして終える...