虚ろな目をした猫が通る 物乞いは汚れた手を上げて この街は今日も変わらない...
世の中ってやつはそう どいつもこいつも嘘つき 踊らされてんのさ アイツもソイツもバカ野郎 真実ってヤツはさ 賢くなけりゃ気づけない...
真っ白い暗闇が空騒ぎして眠れない25時 時計の針は無機質に時を刻み僕を焦らせる 迷子なのかもしれないな...
ケーク国軍兵士「ソナー隊より本部へ」 ケーク国軍兵士「こちら帝国クリプトの支部を予定通り包囲完了しました。」 無線『こちら本部。了解した。別命あるまでそこで待機しろ。』...
大人には見えない、僕だけの、ナイショの友達 振り返れば浮かぶ とある夏の日のこと 遥か昔君と僕が 此処に居たこと 秘密の暗号確かめたこと...
いくよキミと心の地核 ツンでもいい? デレなくてもいい?...
足りないだらけの部屋を蹴飛ばして 退屈なのは誰のせいでもないのに 単純な事は知らないフリをして...
夜の帳おりた草木も眠る丑三つ刻 静寂を縫うように忍び歩きゆく はだしの足の裏 冷えた空気が纏わって 小さく身を震い先を急いだ...
弛[たゆ]まずに続く時の最中 その物語は始まり終わる いずれ咲き散る花の記憶に 映り溶け込むひとときの夢 儚さばかりが 絶えずに注ぐ...
小さい頃は宝石やお金なんてなくても 絵に描いた宝の地図がそのまま宝物だった 雨に打たれ風に吹かれ丸まった背中で...