この世界をグルリと一回りして ちっぽけなボクを見つめていたの そしたら 何故だか なみだが出てきて ボクの世界は崩れて行く...
ゆるいパーマあてて前髪ぱっつんで 秋と冬をこよなく愛してる いつも友達から森に住んでそうだね そう言われてる あたし森ガール...
パンを口にくわえ 家を飛び出す朝 焦りまくってる でも心のなかで 少し期待してる...
息が詰まるような同調勢力を抜けて 意識遠のくような日常のルーチン超えて あなたに会えたと思ってたのは僕だけだった...
ガーベラが大気に産卵している 電離層に芽吹く橙の産声 重さを落とせない影に 頭を垂れしたたる日射し 小骨の多い日傘の下で 折りたたまれた形のまま 動く 見も知らぬ幼い妹達が 目の粗い木綿生地に包装され...
果てしなく広い大海原で 遂に見つけた遠く彼方に 君という名の島 着飾った服から覗いた胸の谷間 白い砂浜みたいな肌は 想像したくなる君の裸...
「明日君に会いたい」 ドラマチックじゃなくちゃダメだって 言いたいことも言えず仕舞い...
陽射しが照らす黄昏は飲み込む ―――淡い夢のようだ 瞼を開けば鳴り止まない 微熱さえ騒ぎ出す...
イライラしてさ むしゃくしゃしてさ 大好きな本も あっちへポイさ イライラしてさ むしゃくしゃしてさ 大好きなゲームも あっちへポイさ...
おでこからビワの木が生えた 最初からいましたみたいな態度で生えた 無闇に抜くのも恐ろしく...