好きじゃないに縋っている とうの昔に気づいていた この感情は間違っている...
傾いた部屋の中で 傷ついたままで 話そう 視線 交わらない 食卓で...
理科室を切り取った フラスコのガーターブルーを 丁寧に育てている...
フロート・ロード・ステップ・１・２ 見たことある後悔を抱えて 落雷を待ちわびてる...
白紙の地図を しばらく歩いた 人は皆先を急いでいた...
ずっと夜の真ん中 明日の気配はないな つんと肌に沁みた...
深く腰掛けた緑のローソファー 立ち上がる貴方 見やって 淡々と流れるニュースの横で...
饒舌の慣性が口腔に残った 「夢見悪いな」って身勝手で唸った エゴに自覚的な上シニシズムさえ嫌悪している...
涼やかな風のカーテン ささやく葉擦れを聞いた 木漏れ日がゆらめく昼下がり...