ピンクの目薬 ちょっとしみたよ チクチクッて胸まで届いた 水たまりが ねぇキラキラ痛い ふかふかの雲 乗れたらいいな...
ふみ込んだペダル 右足から ほら、始まるリズム 一番僕らしいスピードで今日もまた駆け抜けていく 何も見えない 白紙の未来 それでも明日はやってくるから...
「計画なら読んだよ 大体分かったけど こんなことしてもしもバレたら どうするのさ」 「そんなのその時だよ いいからほら!忍び込むよ...
真夏の坂を駆ける自転車の 背景のお社のすぐそばで らんランドセル放り投げそこで蹲る 少女を僕は見つけてしまったんだ。...
白い花の色は 闇を照らす標(しるべ) ときを告げるの 始まりはいつも ひとりで...
褪めていたんだ君の聲が 眩くて切なくてそっと 還らないけど生が溶けてく 一と零だけになる夏と...
気付けば背も止まってたな 錆びた自転車 どこかに棄ててさ 言い訳ばっか考えてる...
長いトンネルを抜けて 僕は光の中 春の予感を抱いた 朝焼けに目を伏せる...
走れ自転車 愛しのロマンスを 必死で追いかけた 水色の午後 まだ思い出す日々のこと...
笑い方まで忘れる前にどこか遠くまで 仮病使って旅しようぜ、 好きだった自転車で...