君との時間を見つめていた 本棚とかベッドとか 向かい合わせで食事をした 小さなテーブルとか...
いくら視線を向けたって ねぇ ほとんど目と目は合わないし 乙女のプライドもあるけれど 待ってるだけはもう嫌なの 私今日は本気よ 生足チラリ魅せ あなたのその目も 心も奪ってみせるわ...
粋に振舞い 野暮に恋する 江戸の男には 渦巻く蝶の鱗粉嗅がせ 寝かせつけるまで...
深夜 四時 駆け出したの 代田橋 財布の中 硬貨が五枚 点滅信号眩しく 夜空に浮かぶ雲...
立ち向かえ その脚で強く 傷付いて倒れそうでも 大切なもの 見失わないで 孤独の中を 彷徨って 戦い続ける...
息を殺して毛布を被る 夜の帳が「鬼」を呼び醒ます 扉が開き忍び入るのは...
彩るのは、言葉だった。 千年の雨が上がって 終わりのない 時の流れに 産まれ落ちた あなたを。...
私は地底探検隊の一員 頭を打ったらしく ここ数時間の記憶が無い 地下52kmの空洞で孤立 非常事態 反重力発生装置で帰還する...
魔法薄れ往く世界で 屑入れのような汚れた世界で 化物と呼ぶのなら...
ひどく冷えた土の中で目を覚ませば ya ha 土を掻いて折れた指は痛みすらもなく 誰が僕をここに埋めた?ここは何処だ? ya ha そして僕は オレは 私は 誰だ?...