鏡の向こうで嘲笑(わら)う 心の奥に飼う劣等感(わたし) 気持ちだけが空回る 「そんな日々によく飽きないわ」 貴方が優しく抱きしめているの そんな夢見たからって罰は当たるの?...
窓辺 差し込む光 目覚まし時計のベルで 目覚める 寝癖のついた たてがみをなおす 水辺も晴れて...
盲目の蛾に屠られて 揺らぐ水屑にまた滴り落ちて行く 湿る風は野蛮な声をまだ纏ったままで 喪服の列に響く産声...
アメリカの砂漠で、僕は生まれて 幾多の家畜を焼き殺した そして僕は、気が付くと 沢山人を殺してた...
ジーっと見つめる、星が瞬く空 キミとふたり、人ごみの川べり 耳に響く、花火とキミの声...
上下も判らず ただ流れる砂 見ている私の気も知らないままに 気付いた時には 此処にいて いつも甘い蜜を吸わされて その代償を知る...
ぐるり ぐるり 目の前回る あんよ おてては どこかにいった 墓中道中 向かうはあの世 閻魔の元へと 参る途中...
笑って逸機(いっき)に一揖(いちゆう)し すすどく渡るは諦めた 御座付き一人で始めれば...
夜の空を見上げて ルラルラ♪ 宙にうかぶわたしは フワフワ♪ かがやく星座たちとあそぶの キラキラ!...
目指した場所は 遠く遠く 遥か彼方の幻の都 夢に満ち溢れた 伝説の 最果ての地...