忘れてしまいたかった 綴じられた手帳は 書き連ねた想いと 静かな安寧に落ちた あれだけ夢中になった 世界の創造は...
紅い涙 流す女が 居ると言う どんな恋に 汚(けが)れなき胸 痛めたのか 淡い 幾重の衣 脱がすよりも 心縛る 想い出 ほどきたいね...
それは旅の始まり 風の便りを耳にして 緋色の砂丘を越えて 異国の地へ… まだ見えない希望を この手で掴むまで 赤く光る夕焼けの空 私は行くよ あなたの為に…...
渇いた叫び声が聞こえた “記憶の中の闇をほどいて” いつも最後の答え 選んでは 誰かを傷つけてた...
そして この空 赤く染めて また来る時 この一身(み)で 進むだけ すれ違っていく‘人’も 紛れ失くした‘モノ’も いつかは 消えゆく記憶(とき) 熱く揺るがす‘強さ’ 儚く揺れる‘弱さ’...
目を開ければ嫌なニュース 塞ぎ込みたい毎日で そんなの今更だけど、なんだか嫌んなるなぁ 同じ様な今日が終わり、同じ様な明日が来て よくもまぁ、懲りもせずに 歩いたもんだ...
変わらない 分からない 同じ様な現実 繰り返す毎日 今日も痛みは続く 今日も生まれたよ 新しい嫌なコト...
ひとりぼっちで歌うコトに飽きて 乾いた風に咳き込んだ ふと、見上げた空は色褪せて 周りの音は霞んでく...
朧気月夜 虚ろな目をして いついつ出会う 三日月の刃 ひたひた迫る 心地よい足音 鬼さんこちら 手の鳴る方へ...
そっと降り積もる雪と一緒に歌うよ ゆらゆらと届くメッセージ 優しく包む 風に乗せた声は 白く輝いて 君へと送る私のメロディ ...