君を探して 錆びついた空眺めてた 今を愛せる 暁をただ求めて 現実を恨んでいた 想像にフラれていくほど...
遥か遠い空の果てに まだ見ぬあの地へと続く道が今僕を呼ぶ 遥か遠い雲の果てに...
古の愛を連れて 巨大な穴を下れば 何かが在ると 信じた中核に 谺する謎の声...
安芸の国の小さな秋に 赤く染まる紅葉の道を 小さな手に何を秘め 一人一人歩いて行く 瀬戸の海の風が撫でる 筏揺れる水路寂しく...
秘密の廊下 間接照明 抜けたら右 階段降りて 闇の吐息 夜のリズム...
鬼灯の朱い実をそっと袂に忍ばせ 気づかぬうち震えて仲へと入ってゆくのです うたたねの通ひ路に揺ら揺らと迷い込み...
姿形は無く虚構の街を行く 弾ける光の珠のように 永遠の刹那を横切る光線に 見えるよ愛の秘密はPULSE...
掛巻も恐き三鬼稲荷大神の大前に 恐み恐みも白く 朝に夕に勤み務る家の産業を...
朧夜の 朧夜の 月の影に隠された 一粒の 一粒の 愛の謂れを探して 行き止まり 行き止まり 知らない言葉の戒めで...
向こう岸の灯りを 眺めて想う あの日の思い出は 遠い波の彼方へ 優しく強く 島々を縫って行け...