「ねえ、ボクのこと好き?」 「ああ、好きだよ」 「じゃあ、ボクの何処が好き?」 「全部好きだ」...
つめたい朝の風 ボリュームを上げて 溢れ出したリズム...
烏も浮いて見える 漆黒の森 永久に鳴り響く 鐘の音 既に崩れかけてる 大聖堂に...
まんまる ふわふわ毛玉 なでなでってしてあげるの ぬくもり キミの鼓動...
ひらり ひらり 舞い落ちる雪 今も 胸に 焼きついている 風が運ぶ 二月の香は どこか 少し 切ない...
かすむ意識 ぼやけた日常 それでも心は いつでも刺激を求めてる...
雪が降り積もり 木も水も眠り 静かな夜には 安らぎが降りる 子供たちは待つ 幸せな贈り物...
眠れる街に 包む静寂 現れたのは1枚 純白色が 揺れたら何処へ...
白磁の華が舞い落ちる 邪気なきままの掌に 凍てつくようなその穹は...
錆びついた薔薇に 蠢(うごめ)きだす棘(とげ) 突き刺す 溶けだした麻薬 快楽(けらく)の痛みを拒んだ 汚れない 純白の 羽根なんて幻の残滓(ざんし) 翔ぶことを 忘れたって 貴方の胸で眠らせて...