"サルビア通り" の宿屋の娘 指折り数えて やけにそわそわ なぜって？ そんなの決まってる "あの人" に恋をしているの...
紅涙の雫で滲んだ 黒く醜く 呪われたおとぎ話 彼の宿命（さだめ）に嘖まれる体は、 宿命に嘖まれる体は、...
ひらりひらり 舞う花霞 朧気に移るはその姿 ひらりひらり 風花運び 伸ばした手するりとすり抜けた...
1コーラス： （イントロ．） 心に残された紅だけが 二人をつなげる絆だった...
嫌な夢は夜中に見るんだよ そうすれば朝には残らない 夜明け前に見た悪い夢は...
深々と 降り積もる 白き雪の歌 凍てつく眼の先に 美しき赤鬼を見る あかい 鬼は 獲物 息をひそめ...
かわいた木枯らし そよそよと かわいた木の葉は ひらひらと 相見える日を 待ちながら 刻を数え歩く...
どこで生まれてどこへいくのか 確かな居場所も知らないまま 磁力のような何かに引かれ ゆらゆらゆらゆら揺られている...
眠らない山猫は ただじっと俯いて コルセットの紐咥え 太陽の距離を測る 飛び回る蝙蝠は 翼で硝子叩く...
滲む紅 戯れては笑い 嘘に塗れて 昼夜をあてどなく まわる まわる まわり まわる 問われることを 拒む様に...