気高さが消えて ただの 小娘のようだ 美しいその面影が...
斜めに落ちる太陽の下 インクが垂れて 蜩が鳴く 揺れる野菊の 景色を移し...
いい子目指して 満点取りましょう にっこり笑顔で...
夢だけを象って 目を逸らすのは自分の事 君は僕に手を差し出すんだ...
「僕は生きてますか」 真っ白なページ 「答えなんて無いよ」...
薄ら笑ったヒトは叫ぶ 全ての迷い子に救済を 嘘偽りを重ね重ね...
見え透いてた偶像に 繰り返してはまた縋って 消えかけてた妄想に...
象った夢を ただ眺めて 絡まった感情に 辟易していた そんな貴方の手を取って笑う...
ぱっと切れたの紅い糸 僕はまだ 独りぼっちだ ぱっと嗤う縫いぐるみは...