どきどきどきしちゃってる こいつは全然気付かないな 本当はもっと話したいのに...
夕べ時計を売った 時間が過ぎるのが怖いから 太陽と月と記念写真 それだけあれば良かった...
焼けてく空を、窓から眺めていた。 夕方のチャイムが、 風に乗ってきた。...
橡（つるばみ）の窓枠に 切り取られた空には 何想う 渡り鳥 笑いかけてみる...
一度目は 遠い昔 二度目は 少し前かな 人に翼はないけれど...
茜色に染まった空を 見つめてたら 風が吹いた 帰れない 月日の雲路...
「夕焼けを待ち侘びてる」 綻びにそう隠されている気がしたんだ 本物の笑顔じゃなさそうだ...
ごめんなさい あなたが遺した日記を 読んでしまいました...
片手を塞いで歩く道 伸びる影 垂れる汗 ウザイくらいに青い空は...