空に舞い上がった 君の紙飛行機 あの日 僕らが見た 遠く 遥かな 世界まで...
錆び付いた鎖で 首を繋がれ 灰色の空を 眺めていた 汚れた雨を 思い切り浴びて 叫んでみる 何も 変わりはしないのに...
昨日の鳥は どこまで飛べたか くすんだ空の 先は見えない 見送る影は すぐ見えなくなった 帰っておいでよ 何度も呼んだ...
どんなにかなしくて 泣きそうに思えても そんなときに 見上げればほら くもり空に晴れ間 流れる雲間に のぞいた青空...
そっと目を閉じて 空を切るときの音だけ感じてみてよ トゥルル・・・ きっと今夜だって 私は空を切り続けるよ あなたのために なんか嬉しそうに トゥトゥトゥ トゥルル・・・...
青い空を眺めていた時間 夢にでてきた憧れの鳥よ 風と遊び踊るよ 空の物語 秘密の翼 前を向いて広げる...
はじまりの空へ...光射す方へ... 何も怖くない...僕がいるから... 何度も地に膝をついて プライドを守れなくて...
どうして空はこんなに青くて 何も悲しみを知らぬように いつも躊躇わず明日へと崩れ落ちる いのちは足りないまま生まれて来るのね...
サヨナラに背中押されて 歩き出した 新しい季節 瞳の中で想い出が ひとつ残らず 光る...